IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

迷車グラフティ3 

ホンダCB400Four(408cc)

RD125に高1いっぱいお世話になった後、1年間の小型免許限定の期間が過ぎたので、早速憧れの中型免許へ限定解除

 

春休みだったので限定解除取得要件の小型で1年間まで2ヶ月足りず、隣県の教習所に通い、免許を取った。

 

免許取得と同時に中学の頃からの憧れのヨンフォアを中古で見つけてきて早速購入。

 

近所の先輩の友人が紺色のヨンフォアに乗っていて、その走っていく姿をはじめて見たとき自分の中に衝撃が走り、いつも見慣れている道路や風景さえ、とても素敵に見え、このバイクがどうしても欲しい!とはじめて思わせてくれたバイクだった。

 

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とにかく一目見たときから、そのシャープなタンクからシートへのラインと、シンプルなストライプなども一切ないソリッドなタンク、そして極めつけは純正の集合管の流れるようなラインに惚れ込んでいた。

 

当時はすでにレーサーレプリカ全盛の時代でヨンフォアはビンテージ感が強かったのですが、性能はさておき、人気の方はたいしたレベルであった。

 

なんといってもスイングトップにジーパンって普段着で乗ってカッコいいバイクで、もう気分はあいつとララバイの菱木研二クンである。

 

ところでこのバイク、いろいろと逸話の多いバイクであった。183Kgの車重で37馬力と2ストローク全盛の当時では、目立つ性能ではなかった。しかしボクのヨンフォアは中速域のトルクがとても力強く、そこからイッキに回転が伸びるのだ。

 

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夜の峠道で会ったクルマの走り屋風のお兄さんから声を掛けられ、「このバイク速いでしょ?」と。以前知り合いが乗っていた個体のようで、なんと450ccにボアアップされて、ハイカムまで入っているという。どおりで速いはずである。

 

それほど惚れ込んでいたヨンフォアだったが、不覚にも高2の夏休みに盗まれてしまい、乗っていたのはなんと5ヶ月という短い期間であった。

 

【諸元】HONDA CB400Four

最高出力:37ps/8,500rpm

最大トルク:3.2kg-m/7,500rpm

車重:183kg

発売時期:1974年~1977年

価格:32万7千円