IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

迷車グラフティ2

ヤマハRD125 (1976年式)

免許取ってカブを乗り回していた訳ですが、あまりにも楽しくてエンジンを回し過ぎ、1ケ月足らずであえなくブロー。

 

それと並行してやっぱり免許取ったんだから、カブじゃないバイクに乗りたいってことで激安中古を探していたところ見つけたのがこのRD125だった。

 

当時は、カフェレーサー(お気に入りのバイクをレーサーっぽく走り重視で改造し、そのバイクに乗っていって喫茶店の前に目立つように止めて、仲間内でバイク談議に盛り上がる輩が目指した改造スタイル。いまと違ってパーツなんかそんなに出回っていなかったので、欧州製の高価なパーツを付けただけで目立つことができた)なんて言葉が流行っていて、125だけどそのスタイルっぽく、また峠乗りの憧れ、走り屋イメージのヤマハRDシリーズの末裔ということもあり、結構気に入っていた。

 

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125は2気筒で16ps、6千回転からの加速は結構パンチがあり、高回転をキープして峠を走ると結構いけた。2ストロークエンジン独特のオイルの焼ける排気ガスのにおいと、白い煙が恰好よく、信号からのスタートダッシュはいつも気分よく全開。

 

当時住んでいた仙台は、冬は結構雪が降り、降った日以降は道路が凍結するので、融雪剤がきっちりまかれていて、とても滑りやすかった。

 

根性のないボクは、冬の期間中、バイクに乗ることをあきらめて、このバイクを分解して磨くことに。さすがにエンジンまではバラさなかったけれど、フレームとエンジン以外は全部パーツを外して洗って磨いた。

 

しかし、電装系のハーネスを印をつけずに外してしまい、元どおりにつなげることができず、エンジンが復活しなかった。結局近所のバイク屋さんのお世話になることになり、バイク屋のおやじさんに叱られ、若いボクは思いっきり凹んだのもご愛敬である。

 

今思い出すと、免許取って初めての本格的なバイクで遠出も結構し、バイクの基本を学んだ一台であった。結局、高校1年の春休みに中型の限定解除をするまでお世話になったのであった。

 

【諸元】YAMAHA RD125Ⅱ

最高出力:16PS/8500rpm

トルク:1.3kg-m/8000rpm

車重:110kg

発売時期:1976年4月~1978年1月

価格:19万6千円