e-Gov
社会保険
法人登記申請が終わり、税務署関係は税理士さんが代行して届け出を出してくれた。あとは、社会保険の一連の手続きである。
株式会社を設立し必要な社会保険の手続きは、従業員を雇わない場合、以下の2つである(ボクの場合、扶養家族がいるので3つ)
・健康保険・厚生年金新規適用届
・健康保険・厚生年金被保険者資格取得届
・健康保険被扶養者(異動)届
2週間くらい前から手続きの方法を調べ、こちらも勉強のつもりで e-Gov という電子申請で行くことにした。紙で届出れば、会社の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の取得手数料480円で済むのだが、わざわざそれに代わる電子証明書を有効期間3ヶ月で2,500円で取得した。
この社保の届け出は、健保の保険証を1日もはやく手に入れるためと思い、電子申請にしたという理由もある。生活習慣病やアトピーなどで、定期的に病院通いしている身には保険証はとても大切なのだ。
システムの限界
昨日さっそく e-Gov のシステムで届け出を出そうとすると、法人番号を読取ってOKを出してくれない。これは、登記完了後に国税庁が発番する昨日書いた番号である。
結局、けさもう一度トラスしようとすると、ソフトのバージョンアップがあり、そうするとうまくいった。昨日の不具合がソフトのものなのか、番号取得のタイミングなのかは結局のところ謎である。
準備していた届に法人番号などを追記し、電子署名を付けて手続き完了。さて、次は資格取得届である。これには先ほど届け出た新規取得届によって、事業所に付与される事業所整理番号などを記入しなければならない。
当然、新規適用届とセットで申請するのだから、ブランクでいいのだろうと思い、深く考えていなかったのだが、システムだとここがブランクのままではエラーになって先へ進まないのである。
マニュアルやネットで調べてもどこにも記載がなく、朝から2時間以上悪戦苦闘の末、ギブアップした。ここらへんが各企業の社保担当者をターゲットに開発されたシステムの限界のようで、そもそも事業所が立ち上がってからの社員の入退社などの頻度の多い手続きをメインにしていて、会社設立時の手続きなど眼中にないといった感じである。
新規適用届が処理されて番号の連絡が来るまで届け出の申請は待つことにしよう。なんのための2,500円だったのか?これも授業料だと割り切るしかないようである。