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IVYおじさん日記

40代後半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、転職活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

ゆっくりと今年の抱負を考えてみる

あけましておめでとうございます。昨年はボクの49年の人生で一番と言えるほど、大きな変化があった一年であった。年初に人事部長としてリストラを進めているときから、漠然と自身も会社を辞めようとは考えていたものの、その後の身の振り方については、まったく考えていなかった。それでも秋には現在の会社にお世話になることができ、なんとか社会の役に立つことができるようになった。本当にこのオジサンを雇ってくれる会社に感謝の一年であった。

 

入社後4ヶ月を振り返って

生まれて初めて転職を経験したわけだが、いろいろなことが新鮮に感じられ、とりあえず楽しい時間を過ごすことができた。新しい会社は時間の流れが前職以上に緩やかであり、中途で会社に入ってくる人々にとっては、馴染みやすい環境にあると思う。

 

ボクは、どちらかというと自己主張が強い方だと自覚しているので、新しい会社に入った後は、最低3ヶ月、できれば半年くらいは仕事をせず、じっくりと社内の状況や人間関係などをよく観察し、組織を理解するとともに、自分自身を応援してくれる理解者を作るように心がけてきた。

 

前職で入社5年目にはじめて転勤をするときに、となりの経理課長がボクの若さや性格を踏まえ、地方の工場という独特な環境の中に入っていくことを心配してくれ、「半年は仕事をせず、じっくりと周囲の人々を観察しろ」とアドバイスしてくれたことが今でも活きている。

 

心がけとは裏腹に、入社早々全社プロジェクトメンバーに入ったり、人事制度の大幅見直しを企画し、チームメンバーを仕切るといったポジションに就いたり、思惑よりも前倒しで担当部長に任命されるなど、仕事をせざるを得ない状況になりつつあるが、それでも自らは極力前面に出ることなく、メンバーを引き立てて仕事を進めるよう心掛けている。

 

生い立ち、歴史、ポジション 

今度の会社は、前職ととてもよく似ている。具体的にいうと、世界中で知られている完成品メーカーのグループ会社であり、そのグループの部品会社の中でも筆頭規模という位置づけだ。その生い立ちも完成品メーカーの主力製品の性能を左右する重要な機能部品を担っており、さまざまな場面で一緒になってモノづくりを進めていくという、いわばグループの中でも血の濃い関係である。

 

また、グループ会社間で合併を繰り返してきており、現在の会社を構成するメンバーには、複数の異なったバックボーンを持つ人々がいる点もとてもよく似ている。

 

そのような要因が影響するのか、会社が抱える課題もとてもよく似ており、入社後これまで整理してきた現状と課題をまとめていると、前職で仕事をしているような錯覚に陥るくらいあった。

  • 人件費コントロール
  • 世代交代の促進
  • シニアの活用

ただ、コレはボクが関わった2社だけではなく、現在のわが国企業におおよそ共通する課題のようでもあるようだ。

 

強みと弱み

複数の会社を経験しているボクとしては、なにを見るにしても比較をすることが可能である。特に前職しか知り得なかったときには、世間に比べてとても劣っていると感覚的に思い込んでいたことが、今度の会社で仕事をしていくうちに、前職って意外とレベル高かったのだと感じることもあり、またその逆も当然たくさんある。

 

これは、複数の会社を経験した者のみが持ち得る視点であり、仕事上で遭遇するさまざまな事象を客観的に見るための基準として、大切にしていきたいと考えている。その上で、定石ではあるが、弱みを世間並みに補強しつつ、強みを一層伸ばしていくことをさまざまな場面での戦略策定の基本にしていくべきと強く感じている。

 

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ボクが期待されていること

9月に入社してから、「ボクに期待されていることは何か」ということをつねに考えてきた。そういう中で仕事をとおして感じてきたこの会社の特徴をあげると以下のとおりである。

  • 企業ビジョン、戦略、中期計画、具体的施策、目標管理がきちんと連鎖しておらず、中計達成のためのPDCAが回せていない(どうもここに課題感をもっていないよう)
  • 良くも悪くも親会社の影響が強く、全体的に視野が狭いため、独立した企業としてのベンチマーキング~課題設定が意識されていない
  • 親会社との人事交流が盛んであったため、人事部門のプロパー人材が育っていない

以上の特徴について、「人事部門から、もしくは全社視点で課題設定し、事業計画達成に向けた仕組みと人材のマネジメントについて、上場企業としてステークホルダーから理解を得られるレベルに作り上げること」が、期待されていることなのではないかと考えている。

 

今年の目標「サプライヤー人事のあり方を確立する」

人事の専門性を究めるということであれば、たくさんのケースを手掛け、勉強しているその道のコンサルタントにはかなわないと思う。また、そのような専門性は、事業会社の人事担当にはあまり必要ではないと考えている。

 

このボクが、いまの会社で真に必要とされ、最大の価値貢献をしたいとするならば、やはりサプライヤーという事業形態における人事とはどうあるべきか、ということを突き詰めて行き、自分なりの考え方を確立し、その実現に向けて一歩一歩進めていくことかと思う。今年は是非、その考え方の確立をめざし、日々の仕事に取り組んでいきたい。

 

また、前職での経験をこれからの仕事に活かせるよう、しっかりと振り返りを行い、自分の中で考えをまとめる作業を繰り返していこうと思う。