IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

健康診断

3週間21日にわたる幕末維新の旅もあっという間に終わってしまった。やはり楽しい時間は過ぎるのが早いようだ。これだけ自宅を空けていたら、重要な書類が何通か届いていた。その中に健保から健康診断の案内があった。

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企業を退職すると在職中に加入していた健康保険組合も基本的に脱退することになる。ただし、「任意継続被保険者制度」というものがあり、一定の要件を満たすと在職中と同じ健康保険組合に2年間引き続き加入することができる。その他には、国民健康保険に加入する選択肢もある。ボクは、前者の任意継続を選び、退職前と同じ健保に加入した。

 

企業に在籍中は、1年に1回会社が健康診断をしてくれる。これは、法律で企業が義務付けられている。大きな会社の健保は、組合健保といって会社が主体となって独自に健保を作って運営しており、そのような健保の場合には、予防医療の観点から、法律で義務付けられている健康診断より手厚い検診メニューが設定されている場合が多い。

 

ボクの前職も35才からは、成人病検診と呼ばれる追加メニューが設定されていて、例のバリウムを飲む胃部エックス線検査や便潜血といったものなどが加わっていた。

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このような健康診断や成人病検診などは、任意継続の資格でも引き続き受けることができる。40代も終わりに近づいていて、毎晩のアルコールも欠かすことができないボクなどにとっては、コレはとてもありがたいことである。

 

送られてきた封筒を開けると、きれいに印刷された冊子が入っていた。加入している健保組合の名前と並んで「受付委託業務先」として別の会社の名前が記載されていた。健康診断実施における事務量は結構なもので、健保組合としては、その業務を外注化しているらしい。

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冊子はさすが専門業者が持っているひな形に沿って作られており、とても見やすくわかりやすくできていた。検診を受けるのは今年度中であればいつでもよく、その申し込みは2月末までにするようになっていた。

 

なかでもありがたい内容だったのは、差額を支払えば日帰りや一泊での人間ドックが受けられることである。前職の場合は、成人病検診止まりのメニューだったので、差額の自己負担があるとはいえ、この選択肢の拡大はありがたい。人間ドックの内容は各健診機関の設定内容によるとのことだが、だんだんとあちこちがおかしくなってきている状況では、是非ドックでしっかりと見てもらいたいと思う。

 

申し込みは2種類の方法があり、前述の受付委託業者経由で申し込む方法と、直接検診機関に申し込んで、検診日が決まってからその旨を受付委託業者に連絡する方法がある。どちらの方法が適用になるのかは検診機関によるが、ほとんどはどちらでも大丈夫なようである。ただし、受付委託業者経由だと、複数の希望日から自動的に受診日が決まってしまうので、受診日を細かく調整したい人は、直接申し込みの方がよさそうだ。

 

受診できる検診機関も結構な数があり、検診機関が少ないといったことを心配することはなさそうだ。

 

早速、明日にでも人間ドックを予約しよう。