IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

雇用保険受給手続き

通勤電車

退職して12日目、久々に糊の効いたボタンダウンシャツを身につけ、ブレザーを羽織る。先月までは毎日制服のように着ていたのだが、このところは、すっかりトレーナーやパーカーにジーンズといったカジュアルな服装ばかりだったので、身が引き締まる感じがする。

 

カミさんより早い7時半に家を出て、最寄りの駅まで歩く。この時間帯に近所を歩くこともかなり久々。昨日から寒の戻りで相当冷え込んでいるといっていたが、それでも春のにおいを感じた。近所の神社をとおると、桜が満開。今年は桜を見ることもすっかり忘れていることに気が付く。

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体が触れそうになるくらい混雑している通勤電車に乗り込む。東京を離れてからずっとクルマ通勤だったので、久々の電車である。こういう体験もいちいち新鮮に感じるのは、すっかり第一線から外れて、リタイヤモードに入っているのだろうか。

 

受付

駅から歩いて5分くらいのところにある職安の入ったビルに到着。時間が掛かることも予想し、コンビニで水を買う。エレベーターで4階にある総合案内へ行くと、受付開始30分前にも関わらず、10人ほどの列が2つできていた。

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警備の方にどちらの列にならべばよいか尋ねると、初めての人はこちらだと親切に教えてくれた。毎日のことだろうから看板くらいあってもよさそうなものだが。

 

8時半ピッタリにフロアの扉が開く。受付で書類をチェックされた後、簡単なアンケート2枚を書いて、申請窓口へ。アンケートは、失業中の状態であるかを確認するものと、民間の人材紹介会社を利用するかどうかを確認するもの2種類で、意図がわかったのでさっと記入し、準備してきた書類と合わせて窓口へ出す。

 

ここで順番を挽回し、受付番号2番のチケットをもらい、雇用保険給付課窓口の前のベンチへ誘導され、そこで呼び出しを待つよう指示を受ける。職員のみなさんは時差出勤をしているようで、8時45分から窓口が開きはじめ、手続きが始まった。

 

親切な職員さん

20分くらい待った後、番号を呼ばれ窓口へ。若い女性の職員さんがしっかりと自己紹介してくれ、お辞儀をしてくれる。以前から職安の職員の方は公務員の中でも愛想がいいと感じていたが、今日もそういう担当者にあたってほっとする。

 

手続きの際に必要な準備物は、しっかり確認していたものの、失業手当が振り込まれる銀行口座の預金通帳とマイナンバー通知カードを忘れてきたことに気が付き、その旨を告げると、ていねいに次回説明会のときに持参すればいいと説明してくれた。「書類を全部そろえてもう一度」といわれないかとドキドキしていたが、柔軟な対応にほっとする。同じように忘れるオジサンも多いのか、対応はスムーズだった。

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失業認定日

最後に必要な書類を渡され、今後のスケジュールについて説明を受ける。やはり案の定、今日の申込からスタートして、職安に呼び出されるのは、しっかり4週間ごとだった。混んでいるという月曜や金曜を避けて正解だったと心の中でひとりガッツポーズを決める。これで再就職が決まるまで、絶対に外せない「失業認定日」という職安に出頭しなければ失業手当がもらえなくなる日が確定し、これからのスケジュールを立てることができるようになった。

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「今日の手続きはこれですべて終わりです。お疲れ様でした」と声を掛けられ、本日の業務終了。受付開始から所要時間45分であった。こんな感じであれば、職安に通うのもそんなにストレスはなさそうである。