IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

第5回失業認定日

今日は5回目の失業認定日。台風にも関わらず職安は休むことなく、営業をしているそうだ。いつもより遅めの9時半過ぎに到着すると、待合室が埋まるくらいの人がいる。午後から風雨が強くなるという予報なので、みなさん安全策をとって早めに出てきているようだ。


受付で書類を出すと、今日は再就職手当の手続きをするので、1時間程度かかるとのこと。てっきり最終日に手続きするものと思っていたので、明日手続きの後社宅へクルマで移動することを考えるとラッキーと思う反面、雨が強くならないうちに帰れるか心配になる。


いつもの失業認定日は、受付で書類を出すとそのまま待合室で待たされ、名前で呼ばれるのだが、今日は銀行のような番号チケットを渡される。いままでなんの手続きをしている人かと思っていたのだが、どうやら就職が決まって、再就職手当の手続きをしている人だったようだ。

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予定よりもだいぶ早く30分ほどで窓口に呼ばれる。民間の職業紹介会社から紹介を受けて就職が決まったので、職業紹介会社へ電話をして、その事実を確認するという。会社名や連絡先は提出した書類に書いてあるので、呼ぶ前に確認しておけばいいのにと思っていると、相手先の会社に確認するあたって氏名などを伝えてもいいか確認される。ここにも個人情報保護法の過剰反応が効率をさげているのである。


電話をかけると、担当者が離席中とのことで、折り返しになり、電話がくるまでまた待合室で待つことに。30分くらいで電話入り、確認がとれたとのことで、手続きに入る。


失業給付は入社日の前日の明日まで支給されるので、明日また職安に出向いて1日分の失業認定を受ける必要があることを説明される。次に再就職手当の支給手続きについて説明を受ける。


この手当は、失業給付を目当てに次の仕事へつくことを意図的に遅らせるのを防ぐ意味で支払われるもの。いろいろ細かい条件はあるものの、基本的に失業給付の給付日数が所定日数の1/3以上残っていれば支給される。


支給金額は、残りの給付日数によって変わり、2/3以上残っていると1日分の失業給付額の6割、それ以外は5割となる。ボクの場合、1日分の失業給付額が上限が適用されていて7,775円、それの5割に給付日数の残り195日をかけて、約76万円が支給される。結構なボーナスである。


再就職手当は、就職後に再就職先の証明をもらった申請書、雇用保険受給資格者証、タイムカードのコピーをそろえて申請をする。持参だけではなく郵送でもいいということなので、新しい会社に入ったばかりで休みもとりずらい新入社員にはありがたい。


申請は基本的に1ヶ月以内にして欲しいそうだ。1ヶ月を過ぎても申請は受け付けるそうであはあるが、1ヶ月以内の期間中に申請されたものを優先して処理するそうで、時間がかかるとのこと。また、郵送に紛失などのトラブルを防ぐため、書留で送って欲しいとも説明を受けた。


また再就職手当の他に就業促進定着手当の説明を受ける。これは再就職先に6ヶ月以上勤め、その間の賃金額が前職にくらべて下がった場合に支給されるもの。ただし、この場合、比較に使う前職の賃金額に上限があり、その上限金額とくらべ下がったかどうかを判断する。


ボクは上限が適用されるので、その上限金額とくらべるとおそらく下がることなく、こちらは適用にならないだろう。


さて、明日は職安で最後の失業認定を受けたら、そのまま社宅に移動できるよう、これから明日の出発の準備をしよう。