ニトスキ
GWは一年ぶりに友人とキャンプの予定が入っている。いつものキャンプは前日にあわてて準備をするのだが、今回は準備に十分に時間がある。キャンプをはじめて15年以上になるのだが、今回のキャンプに合わせてはじめてテントを更新した。それにあわせて料理のバリエーションを広げるため調理器具を購入することにした。
今回新たにボクのキャンプ道具の仲間入りをするのは、スキレットという鉄製の小型のフライパン。直火OKで小ぶりのため、調理してそのままテーブルにならべるとレストランやカフェの雰囲気で、見た目も味もランクアップといった代物。
鉄製の一人用フライパンで保温性が高く、そのまま食器としても使え、耐久性もあるので、キャンプの際には、炭火などで温めながらあてを作れる重宝な道具となりそうだ。
百均でも売られていたようだが、ネットで調べてみると鉄の価格高騰で100円ではなく、2~300円程度するようで、さらにもうからないのか、品薄状態とのこと。であればということで、話題のニトリ製スキレット「ニトスキ」498円を見てみると、在庫もあってユーザーの評判もよさそうなので、早速購入することにした。
ちなみにスキレットで評判のブランドものとしては、ロジック社製のものがあるが、一つ2千円とニトリ製の4倍のお値段である。
スキレットは鉄製なので、放っておくとすぐに錆びてしまう。工場から出荷され店頭にならんでいる際は、さび止めが塗ってあるので、それを落として油をなじませるシーズニング(ならし)を行う必要がある。自宅へ帰って早速シーズニングに取り掛かる。
まずは、食器用洗剤でさび止めを洗って落とす。普通に食器を洗う程度の洗剤やこすり方ではなかなか落ちないので、水気を最小限にして洗剤を多めにし、泡がクリームのように粘度を持つまでしっかりとこすりあげる。洗剤を落として水をはじかれなければOKである。
その後、しっかりと水分を乾かした後、食用油かオリーブオイルをうすく塗る。ペーパータオルを使って調理面のみにうすく伸ばしていく。こすり過ぎるとペーパータオルのカスがついてしまうのでほどほどに。
あとは弱火で5分ほど加熱すれば完了だ。取っ手も鉄製で熱くなっているので引き上げるときは要注意。
このニトスキはIH対応なので、キャンプ本番ではじめての料理にならないよう、今晩はこれで「あて」を作って一杯やることにしよう。今晩の晩酌はハイボールがよさそうだ。