面談
昨日、今日と2日続けて、エージェントの担当者と面談をした。一社はエージェントのオフィスにお邪魔し、実際に会って話をした。もう一社は、時間が合わないとのことで、電話での面談であった。
どちらも事前に履歴書代わりのキャリアシートと職務経歴書を送っておいたので、その上で詳細をヒアリングされるという形であった。
今日の面談では、まずボク自身の希望はどのようなものかということを聞かれたので、いま気になっていて、求人案件がそのエージェントのHPに出ていた具体的な会社名を伝え、ボクのキャリアと年令がイメージと合っていて、可能性があるか確認した。
担当者はその場で、求人案件の詳細内容を見てくれたが、「業界経験者優先」なので厳しいかもしれないとのことであった。続いて「なぜこの案件を」との質問に、ボクの具体的なイメージを伝えた。
「成長していく企業で、自らの存在を期待されて、将来に向かっての仕組みづくり、人づくりを通して、経営者をサポートしていきたい」
それから勤務地、現年収や希望年収などの基本的な意向を確認されたあと、キャリアについての質問が続いた。
「今までの経歴の中で、最も大きな実績をあげたのはどれか」
「M&Aに人事の立場として参画してきたというが、どのような仕事を行ってきたのか」
「人事を幅広く経験しているが、やったことのない仕事はあるか」
キャリアの確認後、一気に核心に迫る質問がきた。
「人事屋として何を大切にして仕事をしてきたか」
一瞬、詰まりかけたがすぐに、いつも語っている「人事の目的」を思いだし、それを説明した。これは、職務経歴書の自己PR欄にも書いておいたので、そこを示して話をすることで、よりしっかり伝えることができた。やはり、自分の考え方をきちんと文書でまとめておくということは、大切なことだとあらためて思い知らされた。
その後は、仕事上のレポートラインや退職理由、退職前になぜ就活をしていなかったのかなどを聞かれる。
最後に現在の活動状況について、実際の会社名とステータスを確認されて終了。所要時間は約30分であった。
どちらのエージェントからも、ボクのキャリアを見て、新卒で入って同じ職種を25年、従業員最高位のポジションまで行っていて、とてもきれいなキャリアだとほめてもらった。ただ、「きれいだ」とはいわれたものの、「売れる」とか「引き合いがくる」キャリアだとはいわれなかった。
しっかりとキャリアと人物、そしてこちらの希望を伝えたので、どのような案件が送られてくるのか楽しみである。