IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

住宅探し -その3-

土曜日に不動産会社に申し込みをして、あけて月曜日の朝一番に、社宅管理代行会社へメールを入れ、営業開始と同時に電話を入れた。

 

社宅物件を申し込んできたので契約をしてほしい旨を伝え、あわせて入居日の確定をできるだけ早くしてほしいとお願いした。まだ20日以上も日にちはあるものの、お盆休みやその後の都合を考えると、意外と残された日数は少ないことに気がついたからだ。

 

社宅管理代行会社の担当者は、話を聞いてその場で、カレンダーを確認し、最短で17日の入居になる見込みであると、その場で見通しを即答してくれた。もちろん、さまざまな手続きや調整をした上で、最終的な確定日は後日連絡ということではあるものの、その見事なまでの即答ぶりに、久々に仕事のできる人に出会った気がした。

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仕事で見通しをたずねられたときに、過去の経験や手続きの手番を考えて、サッと納期などを回答できる人というのは、あたまの中にすべての情報が整理されていて、その時々の情報を新たにインプットしなおし、再計算するだけで、おおよその見通しを答えられる。

 

一方、それらの経験や手続きの手番が整理されていない人は、同じような場面にも関わらず、すべての情報をはじめから計算しなおすため、膨大な時間がかかったり、そもそもその場では明確な見通しが立てられず、したがって答えることができない。

 

そして2日の今日の午後、その担当者から電話がかかってきた。当初の見通しどおり17日から入居可能になったとのこと。後から確認すると、しっかり同じ内容のメールが届いており、メールを入れた上で電話も入れてくれたようだ。

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メールはビジネス上でのコミュニケーション手段としては非常に便利であり、今では欠かすことのできないツールになっている。一方でメールの弊害も感じていて、急ぎや重要な案件にも関わらずメールを送っただけで、あとはノーリアクションの人も多い。

 

コミュニケーションとは、こちらの意図や期待を相手側に伝え、納得してもらい、行動を起こしてもらって、意図や期待に沿った結果を得ることである。その手段として最も適したものを場面に合わせて使い分けていくのが、ビジネスパーソンとして必要だと思う。

 

この担当者は、最初に感じたとおり、ビジネスの基本がしっかりと身についている、「仕事のできる人」のようであり、ボクが最初に感じた感覚には間違いはなかったようだ。ビジネスでは社内、社外問わずこういったメンバーとお付き合いしたいものである。