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IVYおじさん日記

40代後半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、転職活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

住宅探し -その1-

9月からの仕事が決まったので、まずは住むところを見つけなければならない。新しい勤務先は、今の自宅から250㎞以上離れていて、通うことはできない。今回の採用にあたり、会社が社宅を用意してくれるとのことなので、早速住宅を探すことにした。

 

社宅は規定の範囲内にある物件であれば、民間の賃貸物件から個人で気に入ったものを探してくることで、会社が借上げ、社宅使用料を給料から控除してくれる仕組みだ。

 

9月1日から勤務できるように準備するには、遅くても8月の最終週、28日の日曜日までには、引越しを終えておかなければならない。30、31日と職安に行かなければならないし、お盆休みも入るので、意外と日にちがない。最優先に準備すべき項目にして、週末にはなんとか決めようと準備にとりかかる。

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まずは、候補物件探し。イマドキはネットが普及しているので、まずはネット検索からスタート。不動産物件を取り扱うサイトには、自社物件を掲載する大手不動産チェーン系、不動産各社の物件を掲載する不動産ポータルサイト、そして、それらすべてを取り扱う不動産ポータル二次サイトに大別される。

 

物件の掲載数やポータル機能の使い勝手やスマホとの連携などを考えると、不動産ポータルサイトが使いやすいようだ。ボクは掲載物件日本一をうたっているN社のポータルを使ってみることにした。

 

新しい勤務先は自家用車通勤である。一方東京の本社にも出張が毎週のようにある可能性もあるという。よって、JR駅から徒歩圏内の一戸建てもしくはマンションを複数駅で検索する。築年数は候補物件の数によって設定するが、候補が少ないので設定なしにした。

 

すると、駅徒歩10分、築4年の一戸建てが戸建てとしてヒットした。写真を見てみると、水回りや設備、間取りなど賃貸向け物件ではなく、オーナーの居住用に建てられたものを賃貸に出している物件のようである。

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早速取扱不動産業社に連絡をとることに。同じ大手チェーン店A社の複数店舗が登録されていたので、地図をみて一番近い店舗を選んで電話を入れた。物件は空いているとのことで、4日後の土曜日に内見の予約をお願いした。

 

その他に興味のある物件は?とのことだったが、その時点ではめぼしい候補もなかったので、ないと伝えると、不動産業者の方でも探しておくとのことだった。また、新たに見たい物件が出たら連絡が欲しいともいわれた。カミさんが、比較物件として新築のマンションを探してきたので、  内見の前日に連絡を入れ、二つの物件を内見することにした。

 

当日は、朝7時前に自宅を出て、高速を使ってクルマで不動産屋へ向かう。約3時間弱の行程だ。約束の時間に着くと早速物件の説明を受ける。比較物件としてお願いしていた新築マンションは、すでに埋まっていた。同じマンションで空いているのは、部屋数の少ないものか、希望以上に大きくて賃料が高いもののみ。業者が探していてくれた物件もマンションのみで、諸条件が希望にあわない。結局最初お願いしていた一戸建てのみを内見することになる。ボクらとしては、その一戸建てで問題がなければ決めようと考えていたので、他の物件を見れなくともまあいいかということで、内見へ向かうことにした。

 

内見に案内してくれるのは、説明をしてくれた担当者ではなく、パートさんのような50代くらいの女性。クルマはこちらですと案内されると、会社のクルマではなく、どう見てもパートさん個人所有の軽自動車だった。

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クルマに乗り込むと、車内はマットに泥が残っていてめくれているし、私物も雑然と置かれ、タバコくさい。どう見てもお客さんを乗せるのに適したクルマとはいい難い。当日は気温が35℃近い真夏日だというのに、となりの駐車場に止められたクルマはエンジンもかかっておらず、車内は蒸し風呂状態。吹き出す汗を拭きながら現地に到着。

 

案内された物件は、写真で見た印象と違わず好印象。リビングの広さとゴージャスな印象の設備が気になったが、賃貸であれば許容の範囲内である。カーテンの準備のために全部の部屋の窓サイズをはかり、照明器具の有無を確認し、メモをとって内見終了である。

 

案内の担当者に物件の取扱いにたずねられ、ここでお願いしますと返事をすると、「他のお客さんにとられないように早く連絡しないと」といいながら、クルマを発進してしまった。

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途中、信号待ちで停車している最中に、携帯電話を取り出し事務所にかけて、物件についての我々の意向を連絡し始めた。それって信号待ちですることかなーと思いつつ、事務所へ戻る。

 

事務所に戻ってカウンターに案内されると、担当者が奥から出てきて険しい表情で開口一番、

「実はですね、内見中に他のお客さんに押さえられてしまったんです」

カミさんとボクは、しばらくなにが起きたのか飲みこめず、ぼう然とする。ボクらのリアクションがない中、担当者は一所懸命説明というか、いい訳を繰り返した。ようは、この閑散期ともいうべき時期、他にお客がくることはないであろうとタカをくくり、内見前に物件を押さえていなかったようなのである。

 

カミさんは、正論でいろいろとツッコミを入れていただが、ボクはこの担当者とこれ以上関わるのが嫌になり、この物件をあきらた。その日中にどうすれば、物件を見つけて契約できるか、ということに頭を切り替え、無言でカミさんの横で必死に考えていたのであった。