男の服装術 -その4- バミューダショーツ
真夏日が続く毎日。さすがにこの季節、オフに長いパンツを履くのは気が重い。こんな季節の定番、バミューダショーツについてコーデを考えてみる。
バミューダショーツ
半ズボンである。バミューダショーツの特徴は、バミューダレングスともいわれるそのズボンの丈にある。発祥は大西洋、英領バミューダ諸島とされ、かの地では完全に市民権を得ていてバミューダショーツを合わせたタキシードまであるとのこと。
このパンツのいいとことは、カジュアルだけでなく、ドレッシーにもコーデができるところである。お約束の柄としては、マドラスチェックがまず思い出される。その他には、コットンのチノクロスや、ホワイトジーンズをカットしたものもIVYの香りが漂う。
マドラスチェックのバミューダには、BDシャツ、ポロシャツ、Tシャツとなんでもあうが、まず夏にオススメなのが、定番の黒のポロシャツ。真夏にあえて黒を着るところがこだわりのIVYスピリットを演出する。
BDシャツをあわせるのであれば、ここはぜひ、プルオーバー(かぶり)のBDシャツにこだわりたい。プルオーバーの半袖シャツは、ここ数年復活してきたアイテムで、シャツの裾を出して着るのに、ダラシなく見えず、ワンランク上を感じさせる。
デッキシューズ
夏の定番といえば、デッキシューズ。もともとセイラー達がヨットの上で履くのに、濡れているデッキ上を滑らず歩けるよう考案されたもの。したがって、基本は素足で履く。Top siderのオイルドレザーが定番だが、布製も渋めで捨てがたい。
スポーツサンダル
リゾート気分を盛り上げたいならば、スポーツサンダルもオススメ。素足に合わせてもダラシなく見えないところもポイントが高いポイント。
ソックス
バミューダを履くときには、いつも以上に足元にも気をつかいたい。というのも、すねが露出するので、コーデによっては、必要以上にカジュアルになりすぎ、ダラシなく見えてしまうことがあるからだ。
街中などでは、デッキシューズやスポーツサンダルにもクルーソックスをあえてあわせたりと出かける場所など、TPOにあわせることも重要である。
暑い夏にこそ、夏らしい服装をしっかりと着こなして、周囲の好感度を高めたいものである。