IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

SPI

先週2社の面接を受けてきた。それぞれ二次と一次面接であった。どちらの会社も幹部クラスの採用ということで、一次は面接というよりは、会社説明といった感じで、9割方面接官が話をし、ボクは聞き役といった状況であった。

 

二次が終わった会社からは、次回までにSPIの適性検査を受けてもらいますと伝えられた。このポジションんでもそういったものをやるのだ、という驚きとともに、果たして大丈夫かと若干不安になってきた。

 

早速週末に近所の本屋に行き、息子の就活応援しています的なオーラを出しつつ、就活対策コーナーで本を物色してみた。SPIなどの適性検査向けの対策本は結構な数が出ており、自分が対策すべき適性検査にあったものを探すのだけでも、小一時間かかってしまった。

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ボクは人事畑をずっと歩いてきたものの、実務でSPIを使ったことが一度もなく、もちろん受けたこともない。名前だけはよく聞くのであるが、まったく知識がないので、対策本の企業の採用における適性検査の概要から読んで理解する必要があるという始末である。

 

就活における適性検査は、ペーパーとweb実施に大別され、web実施はさらにセンターに行って受験するもの、受験企業内でPCにて受験するもの、そして自宅のPCで受けるものがあるという。最近は効率化の観点から自宅PCでのweb方式が増えているそうだ。

 

ボクが受けた案内も自宅web方式でSPIと指定されていた。この検査をwebテスティングといい、近年SPI3のリリースと同時に新卒だけでなく、社会人や高校生向けもラインナップされたそうだ。


早速、webテスティング向けの参考書を見つけ購入。検査の概要をしっかり理解する。検査は基礎能力検査が非言語、言語から構成され、35分、それに性格検査30分から構成されている。いずれも高校受験程度とあり、少々安心する。


今朝から再現テスト問題に取り組んでみた。まずは非言語からはじめることにし、19問を20分とあったので、1問1分目安で取り組むことにし、キッチンタイマーを持ってきて時間を計りながらスタートする。


ところが、1分ではまったく終わらない。終わらないどころか、しっかりメモ用紙を用意して、書き取りながらじっくり考えないと解けないレベルの問題ばかりである。最初の1問を解いただけで、あとはタイマーなしで取り組むこと1時間以上である。


そうやって時間をかけて解いたにも関わらず、正答率は半分くらい。息子に見つかったらえらいことである。回答の解説を読むとほとんどが、なんだということにはなるのだが、それじゃ果たして次に同じような問題に取り組んだときに答えられるかというと、まったく自信がない、というのが正直な感覚である。


世の中のどこにこういう検査を正解できる人間が存在するのかと、本気で考えてしまった。まあ、それでも本番前に雰囲気だけでも感じ取れたので、いいとすることにしたいと思う。それにしても、再現問題に取り組むだけでも、結構苦痛だ。こんなことを繰り返していて、果たして得点はあがるのだろうか。


しかし、いまボクにできることは、この苦痛の問題にがまんして取り組むことしかないようである。

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