IVYおじさん日記

50代前半でメーカーを退職したIVY大好きオジサンの、次のキャリアに向けた活動なんかを中心にした日々の気づいたことを書いていきます。

評価シート

5つのエージェントに登録したので、急激に求人情報の量が増えてきた。進行中の案件も3件となり、来週にははじめての面接もセットされた。今までは漠然と求人情報をながめていたが、これからはそうはいかない。

 

求人情報は生ものであり、旬を逃すとなくなってしまう。ちょうど借家を探して契約することを思い出してみるとイメージしやすいと思う。物件は次から次へと出てきてタイミングがすべて別々である。タイミングが違うから、何軒もならべてじっくり比較ができない。また、タイミングを逸してしまうと、他の人に契約されてしまう。なので、自分なりのものさしをもって、物件を見るたびごとに、その場のその場で契約するかしないかの意思決定をしていかなければならない。

 

不動産物件のサイトや情報誌には、そこらへんのアドバイスとそれに向けたツールとして自分のニーズを整理して、優先順位をつける表がよく載っている。ボクも転勤を10回もしているだけに、社宅を探して契約するのによく使わせてもらった。最後には、それを見なくとも頭の中だけで整理できるようになったが。

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そこで就活版の求人情報の評価シートを作ってみた。まずは、今回の就活にあたって、何に重きを置くのか=やりたいこと、を文言にして整理した。

 

「成長していく企業で、自らの存在を期待されて、将来に向かっての仕組みづくり、人づくりを通して、経営者をサポートしていきたい」

 

これを軸に求人情報のうち、判断の基準となる項目をランダムにピックアップする。定量化されている情報は判断が楽であるが、そのような項目だけでは片手落ち。定性的な項目もあまり気にせず書き出してみる。

 

20数項目を書き出した後は、その項目を点数化するにあたって、自分なりの基準を設定する。当然、さっき整理したやりたいことに近いほど点数がよくなるように基準を設定する。数値化にあたっては、基準を選択しにして、それを点数に置き換えるのだが、定性的な情報や主観で評価する項目もあるので、そんなに精緻にやっても意味はない。よって、評価は3段階とした。

 

評価項目は、会社属性、経営成績、条件、主観的評価に分類し、いい評価を5点、ふつうを3点、悪いを1点とした。全部で20項目にしぼったので、合計点はで最低の20点から最高100点満点となる。

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前後に企業プロフィールとその他の定性的な情報をメモできるようにして完成である。このシートで求人情報をひとつずつ評価していき、それをならべて比較していくことで、絶対評価で何点以下は切り捨てたり、最後の最後は相対評価で、二者択一なんてこともできるようになる。QCツールのDA表というヤツである。

 

早速このツールを使って、気になる求人案件を整理してみることにしよう。