再就職活動１日目

３月末で新卒から２５年間勤めたメーカーを退職しました。これから第２のステージに向けて再就職活動をはじめるのですが、一人で地道に就活していてもあまり面白くないですし、せっかくの経験ですので、何かのお役に立つかもしれないと思い、ブログなるものをはじめようと考えました。

前職では人事の仕事に長年たずさわってきていて、新卒、キャリアと何千人という方々と面接をしてきました。ところがいざ自分が就職活動をというと、すべてが初めての経験なのです。後からも振返れるように、ささいなことでも感じたり、考えたりしたことをつづっていきたと思いますので、ヒマなときにでも遊びにきてもらえるとうれしい限りです。

退職にいたるまで

先月まで勤めていた会社では、人事部門の責任者を仰せつかっていました。課レベルの組織が３つ、部下２３人というこじんまりとした組織でした。昨年の夏に単独事業の体質を強化する目的で、希望退職を実施することになり、ボクは人領域の実行責任者としてミッションをすすめてきました。

結果、希望退職への応募者は目標人数に達し、ミッションは無事完了することができました。ボクは、長年人事の仕事にたずさわってきていて、体質強化が必要な状態を結果的に作り出してきたことや、希望退職を人事の責任者として推進してきたことに対し、自分自身の中でひとつのケジメをつけるために、応募締め切り日の午後一番で申請書を提出しました。

ボク自身としては、このミッションをはじめるときから、そのつもりでいましたし、人事屋として当然のことだと考えていたのですが、いざ申請書を出してみると、社内からは賛否両論いろいろな反応が出てきました。やはり人事を生業としてきた人間と、それ以外の職種の方々とでは、そこらへんの捉え方に大きな違いがあるものなのでしょう。

それでも退職する３月は、週の半分以上は社内の様々な方々からお誘いを受け、お互いに一緒に過ごしてきた時間を振り返り、改めて共有させていただくという楽しい時間を過ごすことができました。

また最終日には、職場のみなさんの前であいさつをする機会を作っていただいた上、心のこもったお花や記念の品物まで頂戴し、まるで定年退職でもしたかのように、見送っていただきました。

辞め方が辞め方だっただけに、ボクは最終日、ひとりひっそりと何ごともなかったかのように帰ってくるつもりでしたので、大変おどろかされ、それ以上にとても感激させられ、この職場で、このような仲間と一緒に仕事ができて本当によかったと思いながら会社から帰ってくることができました。

引っ越し

翌日、社宅の荷造りをして、土曜日に２年間住んだ社宅を後にしました。翌日の朝から自宅に荷物を入れたのですが、次の就職先が東京になる可能性も高いので、単身で生活していた荷物は、一旦自宅の客間に開封せずそのまま置いてあります。もし東京に行くようなことがあれば、そのまま荷物出しで引っ越し完了です。おかげで客間は当面使えそうにありません。

家電製品や食器、鍋釜のたぐいは、自宅に戻ってくるのであれば必要ないのですが、今後の見通しがつかないので、これもやむを得ません。一旦捨てて、また準備となると、結構な量と金額にもなりますので。

再就職活動１日目

金、土、日と引っ越しなどで、バタバタしていましたので、今日が退職後、実質上の再就職活動第１日目です。早速、朝一番で区役所に行って、国保の第一号被保険者に切り替えの手続きをしてきました。

業務開始の１０分くらい前に着いて、窓口の前で整理券をとろうとしていたら、係員らしいオジサンが時間前にも関わらず「どうぞ」と年金手帳を受け取って手続きをはじめてくれました。お役所も変わったのか、それとも始業のときはそれほど時間にうるさくないのか、おそらく後者のような感じでしょうか。手続き自体は、申請書を書いて、端末見ながら、年金手帳に日付を手書きされ、赤いゴム印を押されて終了です。本当にこれで間違いなく年金資格の切り替えがされるのかと少々心配になりましたが、あとは年金定期便で確認するしかないでしょう。

ちなみに今ドキ年金手帳って青色ですよね。ボクのはこのとおりオレンジ色です。年金手帳の色がオレンジから青色に変わったのは、基礎年金番号制度がスタートした１９９７年から。それ以前に年金制度に加入した人はオレンジ色ということになります。会社では、「あれっ、年金手帳青じゃないんですか？」なんていじめられましたけど。

さて、こんな感じでこれから再就職活動を中心に書いていきます。あのオジサン、最近音沙汰ないけど、大丈夫か？生きてる？とみなさんに言われないよう、しっかりマメに更新していきますので、よろしくです。